シェアリングエコノミーとは、いま急成長しているビジネスです。
この記事では、シェアリングエコノミーについて解説します。
目次
シェアリングエコノミーとは?
シェアリングエコノミーとは、「個人が保有する遊休資産(スキルのような無形のものも含む)の貸出しを仲介するサービス(平成27年版 情報通信白書)」のことです。
つまり、使っていない資産をみんなで共有しましょうというサービスのことを指します。
シェアリングエコノミービジネスの具体例
以下ではシェアリングエコノミービジネスの具体的な例を挙げていきます。
場所を共有するシェアリングエコノミービジネス
場所をシェアするビジネスとして、一般の民家に宿泊する「民泊」が挙げられます。
民泊ビジネスの大手として有名なのは「Airbnb(エアビーアンドビー)」です。
Airbnbのビジネスモデルは、部屋に泊まりたい人と空いている部屋を貸したい人を仲介するというものです。
Airbnbは、泊まりたい人、貸したい人の双方からの手数料で収益を得ています。
このような民泊ビジネスは、2020年に開催される東京オリンピックで懸念されるホテル不足問題を緩和する手段として注目を集めています。
移動手段を共有するシェアリングエコノミービジネス
移動手段を共有するビジネスとして、カーシェアリングやライドシェアリングが挙げられます。
カーシェアリングとは、カーシェアサービスの会員間で車を共有し、必要なときに車を借りられるサービスです。
日本でカーシェアサービスを提供している企業には、駐車場で有名な「タイムズ(タイムズカープラス)」や野球チームをもっている「オリックス(オリックスカーシェア)」などがあります。
一方ライドシェアリングとは、同じ方面に行く人と車の相乗りをするサービスのことです。
ライドシェアリングで有名な企業には、「Uber(ウーバー)」が挙げられます
労働力を共有するシェアリングエコノミービジネス
労働力を共有するビジネスとして、クラウドソーシングが挙げられます。
クラウドソーシングとは、インターネット上でさまざまに人が仕事を発注したり受注することができ、オンライン上で仕事のやり取りを完結させることができるサービスです。
仕事を外部委託することをアウトソーシングと呼びますが、そのインターネット版といえるのがクラウドソーシングです。
日本でクラウドソーシングサービスを提供している企業には、「ランサーズ」や「クラウドワークス」があります。
シェアリングエコノミーの今後
シェアリングエコノミーはインバウンド(外国人が自国に訪れてくる旅行)の増加や副業解禁などワークスタイルやライフスタイルの変化によって急成長しています。
しかしシェアリングエコノミーには課題もあり、それには法整備が十分に進んでいないこと、サービス利用でのトラブルなどが挙げられます。
シェアリングエコノミーのさらなる発展には、このような課題を解決していくことが重要です。
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